先日友人から「日本語教師の資格を今からとることはどう思う?」と聞かれました。
答えは「う~ん・・・」
一時「日本語教師 国家資格化」という話が盛り上がり、私も「わぉ!」とテンションあがりました。
2020年、コロナが猛威をふるう以前、留学生、技能実習生、特定技能外国人と政府が外国人ウェルカムを強化し、それにともない日本語教育も頑張っていきましょう!ひいては日本語教師にも光をあてましょう!と。
※その際【公認日本語教師】と呼ばれていた名称は2022年8月に【登録日本語教員】へといつのまにか変更になっていました。
文化庁によると、2024年以降、日本語教師の資格は国家資格化されるそうです。
ところが、(まだはっきり決まっていませんが)現在日本語教師を名乗っている人(420時間の養成講座を修了・大学で専攻・日本語教育能力試験合格)が自動的に【登録日本語教員】になれるわけではありません。制度の趣旨として「日本語教育の質の維持向上」をあげていますから、まあ仕方ないですね。というか試験があったり教育実習があったりとかなり大変そうです。今満たしている条件によって、置き換え可能なものもあるようですが、今から勉強はじめて目指すとなると、かなりハードルは高いかと、、
くわしくは「日本語教育機関の認定制度・日本語教員の国家資格」
↓(検討にあたってのイメージ)をご参照ください。↓
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kondankaito/nihongo_kyoin/pdf/93714602_03.pdf
まあ別に【登録日本語教員】目指さなくていいや、という人もいると思います。ですが上記資料に記載があるのですが、「認定日本語教育機関において日本語教育を担当する者は、登録日本語教員であるものとする。」という一文が、、。ちゃんとした日本語学校で働こうと思うと、目指さないといけないわけですね、、
さてここでお金の話です。
社会人になってから日本語教師になる方法は「420時間の日本語教師養成講座」を修了することが一般的ですが、これが意外にも高額です。50~60万くらいが相場で、その他教科書代、検定試験の対策講座なども追加していくと70~80万近くかかります。
(受講終了後にはなりますが、ハローワークによる教育訓練給付制度も申請できます。)https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_education.html
私は5年ほど一般企業で働いたあと退職し、約1年かけて学校に通い、2年目に検定試験も合格しました。こうして晴れて教壇にたてることになったのですが、技能実習生に教えることを目的にしていたため海外にわたり、当時なんとなんと600$の給料で日本語教師生活をスタートさせました。 これはモトをとれたと言えるのか、、、(;^ω^)
もちろん、お金には代えられない様々な出会いと経験、やりがいを得られました。退職し、学校に行き、資格をとったことに全く後悔はありません。
ただ、日本語教師としてお金を儲けよう!と(なぜか)思っている方には、はっきりお伝えできます。
日本語教師はかせげるお仕事ではない、と。そして【登録日本語教師】になれたとしても、あがるのは社会的認識だけで、給料ではないというのが、今の予想です。
お金と時間に余裕があり、社会貢献をしたい、自分の語学力(英語ではなくマイナー言語を習得していると強みになります)を生かしたいという強い気持ちがある方には、とていもいいお仕事です!
コロナ渦の副産物ですが、最近はパソコンとインターネットがあれば、在宅でお仕事を請け負うこともできます。フリーランスでされている方もたくさんいます。育児や介護があり、おうちを離れらない女性の方が長く働き続けられるお仕事の一つだと思います。
今から日本語教師を目指すのは 「あり」か「なし」か。
の答えは一概には言えません。その方の現在の年齢や状況、今後の働き方の希望などによって、おすすめできない場合もあります。ちょっと興味があります、という方は、まずはどんな勉強が必要なのか、自分にできるのかしっかり説明を読む・足を運んで聞く。また地域のボランティア教室などに参加させてもらい、実際の学習者の方と触れ合い、ニーズを感じていただくことをおすすめします。
以上 長文読んでいただきありがとうございました♪


コメント