私はカンボジアで日本語の先生をしています。都会のプノンペンで素朴なカンボジアの学生と接している中、日々ネタには困りませんが、今回は新しい経験でしたのでシェアします。
ある朝、日本側担当者Aさんからのご連絡 「電話いいですか」。(この言葉きらいです)
Aさん「〇〇さんたち(学生の名前)最近引っ越したじゃないですか、、、実は出るんですよ、、、」
私 (え?もう、その部屋出るの?)
Aさん「言いにくいのですが、、、幽霊というかお化けというか、、、」
私 (そっちの出るか、、( ゚Д゚))
でも、カンボジアの学校ではよくあることらしいと聞いておりましたとも!
暑さや栄養不足、共同生活のストレスによる集団ヒステリー、、、的な?(私には霊感はない)
いよいよ話に聞いていたやつが来たか!と。
しかしこの幽霊、暴力的な面もあるらしく、騒ぎは大きくなっていたようで
Aさん「勤務先の会社のお抱え祈祷師さんを呼ぶとのこと、、、通訳さんに連絡してもらえます?」
私 「わかりました。連絡してみます」
(お抱え、、、何系の宗派かしら、、でもお祓いしてもらうと、落ち着くらしいしね)
学生に「お祓いをしてもらうので、もう少し我慢してほしい」旨の連絡をいれ、かつ事情を聞くことに。
この幽霊、(どうやら日本人高齢女性)は当初は憑りつかれた学生と会話をしていたらしい。
というか学生は幽霊と思っていなかったようだ、、、「よろしくお願いします!私はカンボジア人です!」などと丁寧にあいさつしていたというからすごい。
その素直さが良くなかったのか、、Aさんからの情報では、憑りつかれてからは夜になると騒いだり暴れたりするようになり、仲間の外国人たちが、体を押さえてお水をかけたり、お祈りをしてくれていたらしい。 ここにきて国籍も宗派も超えた団結ぶりを発揮していたとか。
しかしオンライン越しで話てみると、本人は覚えておらず、眠れなくて疲れる、くらいの様子である。
Aさんの話から私が想像したことと、本人の様子との間にはものすごいギャップがあり、その様子にこそ、私は少し怖くなった。
数日後、祈祷師さんの祈りとお札が効いたのか、幽霊は消えたそうだ。。
そういうこともあるか、、、だって彼女たちが働くのは介護施設なのだから、、、
格別怯えるわけでもなく、深く考えず、折り合いをつけていく、カンボジアの若者の不思議な柔軟さを また一つ発見した出来事であった。


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